見つけ出し者、読み解く者

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ベルウィードホテルでの火災が鎮静化した頃、管理局内の無限書庫 「オットー…来たよ~」 一人の女の子がやって来ていた…彼女の名は東野ヴィヴィオ、史上最年少(多分)の無限書庫の司書である 「すいません態々来て貰って…兄様も帰ってきたのに」(オットー) 「全然平気だよ♪それよりもオットー…別に敬語じゃなくても良いんだよ?私の方が年下なんだしさ」(ヴィヴィオ) 「これは一種の職業病なんですよ」(オットー) 「あはは、それもそうだねー…それでどう?調査の方は?」(ヴィヴィオ) 「ボクとしても調べてはいますがなかなか有力なのが見つかってないのが現状です」(オットー) 「そっか、じゃあ頑張らなきゃね♪検索魔法陣展開」(ヴィヴィオ) するとヴィヴィオの足元に多重の魔法陣が現れる 「えっと検索時期はB.Cベルカから現代のベルカ自治領まで本文含め全文検索に加えてトレディアとイクスの検索も並列」(ヴィヴィオ) すると魔法陣の光が強くなる 「随分な量ですね…大丈夫ですか?」(オットー) 「大丈夫♪パパが作ったお昼食べてきたから♪それよりオットーは出てきた本の整理宜しくね?」(ヴィヴィオ) 「心得ました、ヴィヴィオ」(オットー) 「じゃあ行くよ……検索開始!!」(ヴィヴィオ) すると魔法陣の光が更に強くなり…沢山の本の詳細が出てくる 「えっと…イクスを含めた書物は古代ベルカの中期から末期だね。でもトレディアについては見つからないなぁ…もう少し調べてみるね」(ヴィヴィオ) 「そうですか…では解っている範囲を調べてまいります」(オットー) オットーはそのまま無限書庫の中を飛んでいった そして暫くすると… [オットー今大丈夫?] [ディード、うん今ヴィヴィオが頑張って下さってる](オットー) [そう…それで時期は把握出来たの?](ディード) [まだ完全じゃないけど古代ベルカの中期から末期じゃないかと言うのがヴィヴィオの考え](オットー) [そう…だとしたら文献の翻訳が一番難しい時期ね…騎士カリムの預言書と同じかそれ以上](ディード) [姉様方かアギトさんのお力をお借りしたいですね](オットー) [そうね…そう言えばアギトさんって今は休暇中よね?](ディード) [うん…ルーちゃんとメガーヌさんの所に行ってる](オットー)
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