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そしてギンガはスカリエッティにナンバーズ達の現在(いま)を話した。まずナカジマ家に来た…もといクイントが連れてきた組(チンク、ノーヴェ、ディエチ、ウェンディ)は軽く混乱しながらも(ウェンディは真っ先に適応したが)元気に暮らしてるとの事、四人で朱音達を真似て小隊を組んで局に協力してる事(発案者はディエチで名前はストライクフォース)、ノーヴェがストライクアーツで段を取った事等々。で教会組(セイン、オットー、ディード)もまたちゃんと仕事をしている等を話した…そしてかれこれ一時間が経ち
「……いやぁすまないね長い間引き留めてしまって」(ジェイル)
「構いませんよ。それでは失礼します」(ギンガ)
「折角だ入口まで送っていこう」(ジェイル)
「いえ…何もそこまでしなくても」(ギンガ)
「そうかい…ではまた何かあったら来てくれたまえ」(ジェイル)
「はい…失礼します」(ギンガ)
パタンッ
「ふぅ…(トレディア、君は一度頭を冷やすべきだ…君のしようとしていることは単なるエゴだ)」(ジェイル)
ミッド中央 再開発地区地下街内の建物の中
「……本当にここにトレディアがいるかい?執務官補殿」(局員1)
「はい…うらも取れてます」(ルネッサ)
「そうか…まぁあなたを信じようじゃないか」(局員1)
「まぁとにかく…奥に行ってみようぜ」(局員2)
「あぁ…執務官補殿は後ろでしんがりを頼みます」(局員1)
「…………必要ありませんよ」(ルネッサ)
その声と共にルネッサは持っていた銃の引き金を引き魔力弾が放たれた
「ガハッ!?」(局員2)
受けた局員は気絶する
「なっ!?あ、あんた!!一体何w…」(局員1)
ドゴッ!!
「グゥ…誰…だ(ドサッ!!)」(局員1)
もう一人の局員が背後から殴られ気絶した
「グフフフフ…ご苦労だったな“ルネッサ”」(トレディア)
「はい……“父さん”」(ルネッサ)
「にしてもこんな魔力もそんなに高くないゴミ虫、二匹か…もっと良い奴を連れて来れんかったのか」(トレディア)
「はい…ですがマリアージュがイクスのいる場所に来れば大火災となり局のエース級魔導師も来るかと」(ルネッサ)
「…………そうか…グフフ、まぁあの暴走人形共、局の連中のどちらかがイクスを見つけてくれれば…」(トレディア)
トレディアが一つのポッドを見る
「……ついに完成したんですね」(ルネッサ)
「あぁ…15年かかったがな…後は“これ”に冥王の力を与えれば…私の考え出した生体兵器……[ネクロマンシー]は完成し、私の悲願である局への復讐が出来るのだからな!!グフフフフ……グハーハハハハハ!!ハーハッハッハッハ!!」(トレディア)
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