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スカリエッティの病院から局にもどる帰り道の車内
[……そう、ありがとチンク、ギンガさんとても良い情報だわ](ティアナ)
「あぁでは失礼する」(チンク)
ヒュンッ!!
「それにしてもマリアージュを元とした生体兵器か…科学者の考えは良く分からんな」(チンク)
「そうね…マリアージュの他にトレディアにも警戒しないとね…」(ギンガ)
とそこにけたましい音が鳴る…ディエチからの緊急通信だ
「なっなんだ!?こちらチンク、ディエチどうした!!」(チンク)
[あっチンク姉緊急事態!!湾岸地帯にて大規模な火災が発生してる!!場所はマリンガーデン!!](ディエチ)
「何ですって!?分かったわディエチ、私達も急いで向かうわ!!」(ギンガ)
[了解!!こっちはノーヴェ、ウェンディと一緒に現場にいるから!!](ディエチ)
ヒュンッ!!
「(だが、もしこれがマリアージュの仕業として何故マリンガーデンを狙った…あそこには史学関係の人間はいないはず…いや待てイクスの事を知るために史学関係者を狙っていたとしたならば…)不味いな…ギンガ急ぐぞ!!」(チンク)
「う、うんもちろん!!チンク、しっかり捕まってなさい!!」(ギンガ)
ギンガがギアを変えてアクセルを思いきり踏み込んだ…無論速度は早くなる
「(恐らくはあそこにイクスがいるっ!!)」(チンク)
一方、マリンガーデンでは
「こちらヴァルキリー01…湾岸部マリンガーデンにて火災発生!!火災レベル、コンディション7!!燃焼材による火災により内部温度の上昇は激しいわ!!特救はツーマンセルで内部の人員救助、射撃及び砲撃魔導師を含む局員は科学発火用の消火剤の射撃!!氷結魔法が使えるものは使用を許可するわ!!後は指示を待つこと…良いわね!!」(朱音)
朱音の指示で消火及び人員救助に当たっていた
「全く…何て場所を燃やしてくれるんだ、マリアージュは」(ヴォルツ)
「恐らく狙いは海底遺跡でしょうね…私も前線に出るからヴォルツ!!指揮は任せるわ!!」(朱音)
「おぉ行ってこい!!」(ヴォルツ)
朱音は走り出す…そしてその身にバリアジャケットを纏う
[兄さん、そっちの様子はどう?](朱音)
[こちら麻紗人、今スバルにエリオ、キャロ、アリサ、すずかと共に内部に突入…アリサとスバルが先行してる](麻紗人)
[了解…大体把握したわ私も兄さん達とは別ルートで内部に突入する!!](朱音)
[了解!!](麻紗人)
「さて、んじゃ行くわよクライス!!」
《オッケーだ行くぜ!!》
今大規模な人助けが始まった
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