赤く燃え盛る海

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また別の場所では 「……これは酷いッスね~」(ウェンディ) 火災を見たウェンディが呟く 「ウェンディ、ちょっとは緊張感持てよな…怪我しても知らねぇぞ」(ノーヴェ) その横でアップをしているノーヴェが注意した 「分かってるッスよ~でも緊張感持ちすぎてもいけないッスから。ね~ディエチ?」(ウェンディ) 「そうだね…じゃあ取り合えずの確認だよ、ノーヴェとウェンディが中に入って人員救助と…」(ディエチ) 「マリアージュとかいう放火犯の討伐だろ?」(ノーヴェ) 「まぁ…そんな所だね…で私が外からカノンで消火弾及び氷結弾を射撃する」(ディエチ) 「あれ?カノンの使用許可下りたんスか?」(ウェンディ) 「緊急事態なのもあるし…お姉ちゃんの力も有るからね」(ディエチ) 「全く姉貴の影響力は計り知れねぇもんあるよな」(ノーヴェ) 「だね…それじゃあ…湾岸本部、こちらストライクフォース栗毛消火剤及び氷結弾の砲撃に入ります」(ディエチ) [了解しました着弾地点座標で表示します](オペレーター) 「了解」(ディエチ) 「こちら、ストライクフォース赤毛02&01…応答願うッス」(ウェンディ) [よぅナカジマ四姉妹…臨時協力感謝する](ヴォルツ) 「ヴォルツ司令か…姉貴はどうしたんだ?」(ノーヴェ) [ついさっき内部に向かったよ](ヴォルツ) 「そうか…なら私達も行かせて貰うぜ」(ノーヴェ) [おぅだが無茶はすんなよ…赤毛01](ヴォルツ) 「余計なお世話っすよヴォルツ司令…それじゃあ切ります」(ノーヴェ) [おぉ気ぃ付けてな](ヴォルツ) 通信が切れる 「それじゃあ行くッスよノーヴェ」(ウェンディ) 「おうよ」(ノーヴェ) 「レディ…」(ウェンディ) 「「ゴー!!」」(ウェンディ、ノーヴェ) その合図と同時に二人は走り出す(ウェンディは正確には走ってないが) 「……やれやれ、元気な事で(ピピピ)おっと来たみたいだ。えっと…ここならスコープ無しの目視で大丈夫だね」(ディエチ) とカノンに弾を籠めながらディエチが呟く 「……ターゲット…ロック…消火弾…ファイヤ!!」(ディエチ) ディエチは引き金を引き…弾が放たれ…指定した座標に一ミリの誤差も無く命中し火が消えたがそれでも氷山の一角程度だ 「……やっぱり火の勢いが強い…早いとこ中の決着が付けば良いんだけど…」(ディエチ)
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