始まりの一幕

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第61管理世界 自然保護区 「くそっ!!あの馬鹿ブローカー何が[この世界なら安心して狩猟出来るぜ(グッ!!)]だよ!!局の保護官ばっちりいるじゃねえか!!」(ハンター) 「止まりなさい!!ここでの狩猟行為は自然保護法で禁止されています!!武装を解除しなさい!!」 この少女はキャロ・R・L・東野…そして少女が乗っているのは彼女の使役竜フリードリヒ、通称フリード 「チッ!!だが、ここまで来て捕まってたまるかよ!!わりぃが嬢ちゃん、ここで堕ちて貰うぜ!!」(ハンター) と持っていた銃をキャロに向ける ピピピ…ピーン!! 「よし…ロック完了、それじゃあさよならだ嬢ちゃん!!」(ハンター) と言って放った銃弾は… 「ハアァァァァ!!」 スパンッ!! キャロに届くことなく真っ二つになりハンターの首元に槍が突き付けられる 「ば、馬鹿な!?槍で銃弾を…それよりもこのガキも保護官!?」(ハンター) 「自然保護法の違反に人に向けての発砲…現行犯で逮捕します!!抵抗しなければあなたに弁護の機会があります。同意するなら武装の解除を!!」 この少年はエリオ・M・東野…R・G事件後キャロと一緒に自然保護隊に所属した 「畜生…分かったよ」(ハンター) と持ってきた銃全てを地面に落とし両手を上げる 「現場から本部へこちら自然保護隊02 キャロ・R・L・東野、エリオ君が無事最後のハンターを確保しました」 [はいはいこちら本部、ミラ…それじゃあその人を護送隊に引き渡したら終了だからね] 「はい、エリオ君早く行こう」(キャロ) 「分かったよキャロ」(エリオ) 自然保護隊本部 「はいこれで全員ね。エリオ、キャロお疲れ様…フリードもね!!」(ミラ) 「「はいっ!!」」(エリオ、キャロ) グオォ!! 「それにしても最近二人共頑張ってるからここいらでお休みあげたいんだけど…」(ミラ) 「別に大丈夫だよね?」(キャロ) 「うん」(エリオ) 「そっか、お母さんとお父さんに一緒に住んでるお姉さん、遠くに出張だったり仕事忙しいもんね。帰ってもそんなに楽しくないかな?」(ミラ) 「あっいやそうではなくて…只単に仕事の合間でも楽しい事ありますし」(エリオ) 「本読んだり研究したりで色々と」(キャロ) 「そう、なら良いんだけど」(ミラ) 「あれ?ストラーダに通信入ってる…スバルさんから?」(エリオ) 「ケリュケイオンにもだ…何だろ?」(キャロ) と通信ウィンドを開くと [オイースッ、スバルです。エリキャロ元気してる?実は今ティアが事件捜査の関係でミッドに来ててさ…で二人共お休みだったら遊びに来ない…なんてね二人も忙しいだろうから映像通信でも出来たら良いな、あっ余裕あったら連絡頂戴](スバル) 「行ってくる?」(ミラ) 「「はいっ!!」」(エリオ、キャロ)
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