刹那的に生きる 華雅刹那side

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「ご主人様、今日はどうなされましたか?」 「1(いち)、君にはある人のことを調べてもらうよ」 1は、僕が初めて狂わせることができた、一番最初の獣 男で、年は20くらいかな 僕と同じくらい 名前とかは知らないよ、興味ないし 1は、超能力みたいなものを持ってるんだよ 知りたい人の似顔絵とか性別とか名前とか… 調子がいい時は、住所までもわかったりするよ まぁ僕もそういう類のはあるんだけど… 少しだけあるくらいだから、興味ないでしょ? 「その人の名前などはわかりますか?」 「それがね、最近巷を騒がせてる凶悪殺人犯としかわからないんだよ。…できる?」 「凶悪殺人犯…ですか」 「そう。…もしできたら………褒美をやるよ」 「っ…!!頑張ります!」 「くすっ…」 1はMだから、褒美には弱いんだよ 楽しいなぁー… 久しぶりに癒されたね 「…っ、ご主人、様っ……」 「できた?」 「はいっ……… 華原翔也(かはらしょうや) 男です 年は20代後半…童顔ですね 身長は180前後です 左目の下に泣きぼくろがあります 目は黒色でつり目気味です 髪は…白…銀髪ですね、目立ちます 服などは黒色のものを好んでいるようです …シルバーのネックレス…?いや、ロケットに幼い女の子と華原翔也が写ってる写真が入ってます 住所は………っ、はぁっ…すみません…住所までは特定できませんが…何度も引っ越しをしています… 恐らく、殺人を犯した後には引っ越しをしていると思われます」 「ご苦労様…今日はもう寝なよ」 「はい…」 「…くすっ…褒美は、また明日、ね?」 「はい…!」 華原翔也…か 僕より年上か… ふふっ… いいね… 獣の材料にぴったりだ…
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