【 die3話 】

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【幼く、まだ多分に純真無垢で。今であれば到底自分たちだけで生きていくことの出来ないあの子たち……キミなら彼女たちをどう裁く?】 どうって……それはオレがどうこう言う立場じゃ…… 【まぁいいじゃないか。キミの意見を聞きたいんだよ。今のキミの意見をね?キミなら彼女たちにどういう“道”を示してあげるのか。】 ……オレなら―― 【ただ一つだけ言っておく。今回に関しては三択ではない。状況として、それが無理なのだよ。彼女たちの遺体(いれもの)は、その選択が出来るほどの原型を留めていないのだ。残念な事にな。】 そう……そうか――
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