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私がそう思っているのが、先輩にも伝わっていたようです。
小さく笑った先輩が、心配するなと呟きました。
「ひとまず、オレたちも自己紹介しておくか。オレは己嶋 要(コジマ カナメ)、隣が環 皆守(タマキ ミモリ)」
「こんにちわ」
朗らかに笑いかけてくれた環先輩。
まさか、先ほどのスカート履いてる綺麗な男性の先輩が、己嶋先輩と並び称される『剣撃の貴公子』の人だったとは、意外です。
「あ、ちなみに!あたしは、白鳥 尭子(シラトリ タカコ)。要の彼女やってまーす!」
「あ、え、はい。初めまして……」
カッコよくて、背の高い白鳥先輩は、とても人懐っこい方みたいですね。
しかもとても、スタイル抜群で、特にバスト周辺のボリュームは、私と庵を圧巻させてしまいます。
「白鳥先輩、凄い胸大きい~」
「そ、そうゆう庵ちゃんも、負けてないですよ」
そうなんです。
白鳥先輩のスタイル抜群さに負けないくらい、庵ちゃんもスタイル抜群なんです。
それに比べて私は……。
は、いけませんね。
ついつい、ネガティブになってしまいましたね。
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