あや篇

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あやは橋に向かっていた。 ゆうたは昨日の占い師の話しを知らない。 ゆうたはえみに電話した。 えみ 「な~に~?」 「付き合いたてのカップルは二人でイチャイチャしないとぉ」 呑気だった。 冷やかしながらも楽しそうだった。 ゆうた 「違うんだ聞いてくれ」 「さっき急にあやが無表情になってウチから出ていって」 えみ 「え?何?もう彼氏ん家?」 「やること早いねあんたら」 ゆうたは真面目に言ってるがえみは茶化している。 電話の後ろでわたるがヤッタの?を連呼している。 ゆうたはキレた。 「そんなん後で言うから聞いてくれ」 「あやがおかしいんだ」 「喋らないし、止めてもすごい力で吹き飛ばされた」 えみ 「!!!!」 「場所は?」 ゆうた 「河川敷!!」 「橋の近く!!」 えみ 「今何時?」 ゆうた 「3時25分」 えみ 「ちょっと待って!!まさか!!」
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