あや篇

4/14
前へ
/44ページ
次へ
帰宅した。 「ただいまぁ」 あやは占い師の言葉を気にしていた。 1月4日3時30分に死ぬ 元気がないあやを心配して母が 「こんなにあるなんて言わなかったから落ち込んでんの?」 母は嫌がらせの様な買い物をさせたことを気にしていた。 あや 「いや違うの」 「ちょっとムカついたけどね」 あやはいつもの笑顔で母に言った。 母は気付いていた。 無理矢理作った笑顔だと。 あやは自分の部屋に引きこもった。 1月4日…3時30分に死ぬ 頭から離れなくなっていた。
/44ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加