闇夜のうつろ船と灰色の怪人

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 時は元禄。  東京がまだ江戸と呼ばれていた、今から数百年もの大昔。  車や飛行機などなく、人々は歩いて山を越え、夜はロウソクの炎だけで暮らした。  今ではそれを想像する事さえ難しい、そんな時代。  もちろん事件の捜査だって、現代とは違って科学捜査などはなく、時には、無実の罪で罰せられる人もあったかもしれません。  ここは、そんな江戸と、よく似たパラレルワールド。  よく似てるけど、どこかがちょっと違う……そんな世界での物語です。
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