中途半端な異世界巡遊

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∈――(^ω^)――∋ブーン 昼休み

授業内容の九割九分九厘を右から左に聞き流しながら、ようやく授業をふぃにっしゅさせ、現在屋上という名の特等席を目指し、階段を疾走中。

なぜ走るのかって？ なぜなら、そこに階段があるからさwwwwww

さて、絶賛階段部所属中である、俺の只今の装備は

・境ホラⅣ(下)

・コンビニおにぎり ネギトロワサビ×３

・コンビニフランクフルト×２

・トッポ

以上。当然、全て自腹購入。

俺はいつも、今日も海外で仕事をハッスルしているため、両親はおらず、１つ違いの妹(義理ではないwwww)と二人で生活中なのだが、料理スペックが零である俺は基本的に、親戚からの有り難い仕送りをやりくりして、コンビニフードｏｒレトルトｏｒ冷凍食品生活を送っている。

俺には妹がいる。

その点で、色々な事を考えた奴もいることだろう。

だがな

俺『ただいまー』ガチャ

妹『…………』(宿題中)

俺『おーい、ただいまー？』

妹『…………』

俺『おかえりくらい言っても――』

妹『うるっさいな。ぺちゃくちゃ喋んないでくれる？ ウチ超迷惑なんだけど。わかる？ あ、ゴメン。てめぇにそんなこと言っても理解できないか。ゴッメンホントゴメン。だってお前バカだもんね。最初から理解できてるわけなかったね。大体結哉の持ってる物とか全く理解できないんだけど。オタクとか厨二病とかないわー。ウチには全然理解できないわ。バカなの？ 死ぬの？ ホント死んどけよ。バカでムカつくんだけど。あっゴッメン。本音出ちゃった。アハハハハハ』ガスッ!

俺『ちょwwww蹴るなしwwww』

妹『うっさいなー。さっさと風呂入れよ。お湯が冷めたら水代が勿体無い』

俺『へいへいwwwwww』

これが日常の１コマだ。