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「―――てぇー! ―――お縄につけぇー!」
「イヤだああ――――僕の唯一の――――刈られる――――! 」
「待て待て待て――――! いい加減に楽になれよぉ!」
「…………んあ?」
―――どうやら寝ていたらしい俺は、我ながら脆弱な腹筋を使い、上体を起こす。
だ、誰かの声が二人分聞こえるが、まずは状況確認だ。
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………………
…………
「W……Where is here?(こ、ここはどこだ?)」
目の前には一面の草原と、吸い込まれるような雲1つ無い青空。そして、そびえたつ緑葉の大樹が一本。
そして、大樹の枝には白縄と木板でできたブランコが1つ設置されており、その隣には、煙突のついた木製の一軒家が一軒。
つい一枚写真を撮りたくなる、とてものどかでほのぼのとした見覚えの全くない景色だが、先程の声が聞こえてきた、後ろを見ると、そこには―――
「ヒャァッハァァァッ! おらおらオラオラオラァァァ!」ヒュンッ!
「ちょ待って待って! お願いだから待ってよ!! 頼むから!」
謎の男Aに追いかけられながら、鋏を投擲されている
――――波平さんがいたwwwwwwww
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