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(;゚つ゚)(キッツ……)
(´・ω・`)「ああ、男性、しかも初めて嗅ぐ人にはキツく感じるかもね。僕は慣れちゃったからなぁ」
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(;゚∀゚)「なんすか……? この匂い……」
(´・ω・`)「これはね……」
そう言ってスーツの懐に手を入れ、俺の目の前にピンク色の液体が入った小瓶を突きつけた。ノズルが付いており、スプレーのように使えるようだ。ラベルには英語で文字が書かれている。
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(;゚∀゚)「?」
(´・ω・`)σ「これさ」
ショボンさんの指に力が入り、プシュッと中身が噴出され、霧状の液体が俺の顔にかかった。更にキツい匂いが鼻腔を刺激する。
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(;#゚∀゚)「ぶわっ!? なにすん……」
グラッと視界が傾く。自分で体を傾けたわけではない。立ち眩みに似た、力が入らない状態。
よろめき、壁に手を付く。力が抜け片膝を着く。尚も視界は歪み、一向に回復しない。
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(;゚∀゚)(あれ……なんだこれ……!?)
(´・ω・`)「悪いね」
歪む世界の中、ショボンさんの顔が見えた。その顔には立ち上がることができない俺を見下すかのような笑みが浮かんでいた。
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