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「このことは一般庶民には知られてないからなっ!」
「ダグラス、それ以上は言うなよ…」
グリーンバディのロードはダグラスを睨みつけた
「こんな奴らに俺が言うわけないだろ?」
「ちょっと待ってくれ!
そこまで言いながら教えてくれない気か?!」
メガネの彼はダグラスに言い寄った
「知りたいなら自分で調べるんだな!」
ダグラスはそれだけ言うとロードと共に教室から出ていった
僕はどういうことなのか考えてしまった
それは精霊と友達にならないで名前を知るってことだよね…?
…サラは何か知っているかな
チャイムが鳴り先生が戻ってきた
「それでは面談に入りたいと思います、名前を呼ばれたものから先ほどの赤い扉に入ってきて下さい」
…
……
先生、ギャップあり過ぎだよ
僕だけじゃなく周りの生徒も戸惑っちゃってるじゃない
先生は普通の顔をして生徒と共に赤い扉に入っていった
僕は辺りを見回した
教室は生徒たちがいくつもの集まりを作り賑やかになっている
「ほら、ライル頑張って!!」
耳元でサラの声が聞こえてきた
うん…
僕はトイのところに向かって歩き始めた
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