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「あん?」
今人の1番気にしてるコンプレックスを「かわいい」とか抜かしやがったか…?
ギロリと睨みつけるとアマはスタスタと窓の方へ行く。
「か、かわ…かわ…川はいいな!!心が洗われるようだ~。ほら見てみろテル!向こうと違って川が澄んでるぞ~」
なんとなく苦しい言い訳のような気がしたが、
導かれるままに窓の方に行くと、
確かに川は綺麗で、精霊っぽいのが水をかけあっていた。
「楽しそうだな。」
「うん?まあな」
俺は窓枠に腰掛けて、アマを真っすぐに見つめる。
「さて、アマ、これからどうする…?」
「昨日言っただろ?まずは、ギルド登録。何をするにも…」
「「金は必要」」
ま、そういうことで。
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