序章

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次の瞬間、銃声が鳴り響く 情報屋の男は最初何が起こったか全く理解できなかった。が、 自分の右肩が撃ち抜かれたのを自覚した瞬間 「ぐああああああああああああああああっ!!!」 絶叫し後ろの棚にぶつかる 衝撃でガラスや瓶が床に落ち割れる しかし、 男は容赦をしなかった パンッ!パンッ!と肩をおさえる情報屋の両足を撃ち抜く 「があああああああああああっ!!!」 さらなる叫びがこだまするが状況に変化はない 一つ言えることは 自分が暗部組織の標的にされた事 それのみ だが情報屋はあることを思い出す この男が来る前に店の中に数人の客がいたではないか 情報屋は痛みをこらえながらも笑う 「ははっ、テメエわかってんのか?ここは俺の店だぞ?今頃ほかの客が警備員に通報してる」 さらに情報屋は痛む足を何とか振り上げカウンターの下の警報スイッチを蹴り上げる これで警備員が来る そう思った時 異変が起こっていた
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