57人が本棚に入れています
本棚に追加
次の瞬間、銃声が鳴り響く
情報屋の男は最初何が起こったか全く理解できなかった。が、
自分の右肩が撃ち抜かれたのを自覚した瞬間
「ぐああああああああああああああああっ!!!」
絶叫し後ろの棚にぶつかる
衝撃でガラスや瓶が床に落ち割れる
しかし、
男は容赦をしなかった
パンッ!パンッ!と肩をおさえる情報屋の両足を撃ち抜く
「があああああああああああっ!!!」
さらなる叫びがこだまするが状況に変化はない
一つ言えることは
自分が暗部組織の標的にされた事
それのみ
だが情報屋はあることを思い出す
この男が来る前に店の中に数人の客がいたではないか
情報屋は痛みをこらえながらも笑う
「ははっ、テメエわかってんのか?ここは俺の店だぞ?今頃ほかの客が警備員に通報してる」
さらに情報屋は痛む足を何とか振り上げカウンターの下の警報スイッチを蹴り上げる
これで警備員が来る
そう思った時
異変が起こっていた
最初のコメントを投稿しよう!