1章

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「あの、西田を発見されたときの状況を聞かせてください」  柊悠、新米刑事だ。 「社長のお気に入りのコーヒー豆を買いに行って帰ってくると、電気が消えていて……社長を呼んでも応答がなくて……電気をつけると社長が倒れているのが分かったんです」 「あなたは、西田をきらっていたとか」 「……はい、秘書を辞めさせられる前だったので。でも、社長を殺したのは私ではありません」
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