いろんな人の存在。

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それからあっという間に時は経ち、 時は既に12月に差し掛かっていた。 もうすぐで今年も終わり、新年が来れば、春も来る。 春が訪れた頃には私、ついに華のJKデビューです。 そんな私は今クラスで、廊下側の一番後ろというなかなかの良いポジションの席になっていたのだが、 隣が少し残念なやつだった....... そう、隣は結城康平(ユウキ コウヘイ)というこれまたクラスの嫌われ者。 体型はぽによぽにょのアニヲタ男子。 私はもともと自分からは話しかけないのであまり絡むことは少ないのだが、結城はちょくちょく隣から、体型に見合わず小さな声でぶつぶつと話しかけてくる。 たまに、それは独り言なのか話しかけているのかがよくわからない時が多々ある。 そして、私の席の前は、宗谷琉衣(ソウヤ ルイ)という、ちっちゃい男子。 そう、ちっちゃい、身長が。。。。 宗谷とは始めクラスは違かったものの、身長が小さいというイメージと、それなりに問題をおこすやつだったので知っていた。 でも今では宗谷も身長が伸びて、おんなじくらいになってきたのかなーと、最近思っていた。 宗谷は、あまり今まで話したことのない私に、席が近くなったことをきっかけにたくさん話すようになり、私たちはそこそこに仲良く?なったのであった。 私はそんな宗谷が少し気になっていた。 宗谷は確かに凄くいいやつだ。やんちゃで、やんちゃで、やんちゃで、くだらないことばかりして、周りからは赤ちゃんだなーとか言われているような存在である。 私は宗谷と話すようになってから、異性と話すことが面白いと思った。 あいかわらず私は口下手でしゃべるのは苦手だけけど、異性から話しかけられたりするのはとても嬉しかった。
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