初恋とその先

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パッポー、パッポー、パッポー、パッポー..... いつものように6:30の携帯のアラームが鳴る。 パッポー、パッポー、パッ、カチッ。 いつものようにアラームを止める。 「ふわぁ~あう。」 いつものように起きる。 「ご飯冷めちゃうよー。」 いつものように母親の声がリビングから聞こえてくる。 そんな私はどこにでもいる現在中学3年の霧島あんゆ。 私は決して目立つ性格ではなく、むしろ影の薄い存在で、異性との関わりも少なく、仲のいい友達とぐらいしか学校では話さないし、口下手であがり症で負けず嫌いでみんなにはよく変人と言われる存在です。 今日もこうしていつも通り友達の遠山紗由(トオヤマサユ)と学校へと向かいます。
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