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「どうです?とても綺麗なところでしょう?」
「……うむ。じゃが広すぎではないのか?」
「まぁいいではないですか。それに優希の成長にかかせない広さですよ」
「ほぅ。それは知らなんだ。」
「クスッ、美華さん。とりあえず中に入りましょう?」
「うむ」
美華たちは小屋(もはや家)の中へと入っていきました。
「……のぅ晴白、生活できる道具まであるみたいじゃな」
「そうみたいですね」
晴白と美華は驚きました。
「とりあえず今は優希を寝かせましょう」
「そうじゃな」
美華はその言葉に微笑をうかべた。
優希はスヤスヤと美華の腕の中で眠っている。
美華はいつのまにか晴白が敷いていた布団の上に優希をそっとおろすと薄い布団をかけました。
「優希には元気に育ってほしいものですね」
「うむ。」
二人はお互いに笑いあい優希の寝顔を笑顔で見ていた。
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