🌕プロローグ🌕

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狐は顔を真っ赤にして言いました。 「妾をからかっているのか!?」 と。 ですが男の人は 「からかってなどいません。これは俺の本心です」 と言いました。 狐は顔を更に赤くして男の人に飛びつき 「…………妾でいいのか?////」 と言いました。 男の人は狐を抱きしめながら“はい”と嬉しそうに返事をしました。 そして長い時が流れ2人は祝言をあげ幸せに暮らしていました。 狐はお腹に子を宿しており、もうそろそろ産まれようとしています。 夜、狐の呻き声で男の人は起きました。 約2刻狐は痛みに耐えました。 そして約4刻後…元気な赤子の声が響きました。 2人は喜びました。
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