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ずっと、僕には何もないと思っていた
自分に自信が持てないというか…
僕は誰にも必要とされていない、僕には何もできない
そんな思いを抱え、空虚な時間ばかりを過ごしていた
変わりたい、突き破りたい
そう言う気持ちもあった、けど踏み出せずにいた
いっそ何か事件に巻き込まれてしまえばと、そう思った
そして…それは現実になった
突然僕の目の前に現れた少女は僕に助けを求めた
彼女は人間ではなかった
それでも僕は彼女に恋をした、守りたいと思った
これは僕と彼女と世界をめぐるひとつの物語
人と神をめぐる長い戦いの物語
ーThe coward seekerー
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