僕は鍛冶屋、王都へ着く。

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山賊3「なぁ坊主…お前、金目の物もってるだろ?それ置いて行くなら命までは取りやしないぜ?」 東條「どうして僕が金目の物なんて…え?」 山賊3「どうしてって……これ、お前が埋めてただろ?ヒャハハハハァッ!!」 …どうして? どうしてこの人達が親方とおばさんの指輪をもっているの? 山賊1「”どうして”って顔しているなー?単純に考えてみろー?クックック……」 山賊2「どう考えても掘り返したにきまってんだろぉぉおがっ!!ね、びっくりした?びっくりしたよね?」 「「「ギャーハハハハハッ!!」」」 辺りに薄汚い笑い声が響く。 この時初めて、 東條「お前ら……お前らぁぁぁぁぁっ!!」 【憎悪】という感情が僕の中を蠢いていた。 .
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