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次の日何時ものように境内で一人で空を眺める亜美
「おおぃ河野~」
振り返ると涼が階段をかけあがって息をきらしていた
「涼君」
「早速遊びに来たぜ、何する?」
「…」
「まぁとりあえず一休みさせてくれ、あの階段きついな」
「うん」
「それとな寂しい時は何時でも言えよ俺が来てやるし、これからは、ず~と河野の側に居て守ってやるから」
「ありがとう」
「河野は一人じゃいらせないからな」
「うん、ありがとう…」
「何泣いてるんだ俺が泣かしたみたいじゃんか遊ぼ遊ぼ」
「うん♪」
それからは境内で楽しく笑う亜美を見るようになった
これは亜美が旦那さんと出会った頃のお話です
Fin
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