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ガチャ・・ 寝室のドアが開く。誰だ? 「あら?起きてたのね」 ・・・ やっちゃったか・・・ 俺は手で顔を覆う。 「何?どうしたの?具合でもー・・」 ちっ・・・会社のやつには手出さない予定だったのに 「なんでここにいる・・」 「やだぁ 社長が誘ったんでしょぉ」 そうやって腰をふってくる目の前にいる女は、そこそこ可愛いが、全然そそらない。 「ねぇ・・」 「一千万ドルやるから忘れて関わんないでくれないか」 「・・はあ?やだよぉ・・アレックスはぁ・・一生社長のモノだからぁ・・」 すがるな。くっつくな。気持ち悪い。 ああ・・昨日そんな泥酔したかな俺・・・ 「お願いだ。再就職先もみつける」 「再就職先はぁ・・社長のお嫁さんかなぁ」 気持ち悪い。こういう馬鹿女はいらない。 助ける気もなくなった。 「おい」 最終手段だ。俺が声をかけるとドアからSPが入ってきた。 そしてそいつらは馬鹿女を拘束する。 「ちょっ・・なによっ・・痛・・」 暴れる馬鹿女を押さえつけているSPに俺は指示を出す。 「そいつを連れていけ、見た目もそこまでよくないからそいつはパーツで売れ」 「了解」 「ちょっ・・やだ!!社長!!」 「うるさい」 SPの一人が注射する。 「ギリギリまで殺すなよ?新鮮なほうが高いからな」 「了解」
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