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「よーす仁」
「あ、先輩っ!お久しぶりっす!!」
「んぉ」
随分元気で人懐っこい声が聞こえてきた
誰かと思い振り替えるとそこにはさっきの彼がいた
一瞬にして私のチキンハートが羽上がる
近くでよくよく見れば尚更、イケメンだわ
「お前も寮か」
「はい!これから宜しくお願いします!!」
「おーよ」
「で、そっちの人はまさか先輩の彼女で?」
彼の声がいかにもニヤニヤという声音に
私は勢いよく振り替えると全力で手をブンブンと左右に振った
「違う違う違う違う違う断じて違う!!誰がこんな先輩の彼女なんかに!!!」
先輩は苦笑いを浮かべた
「違うけどそこまで否定しなくても…」
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