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「変に誤解されたら困ります!!」
「そりゃそーだけどさぁ…」
「ぶっ…」
えっ
彼は肩を震わせていた
「必死過ぎっす…ちょっ…面白っ…」
いやいや、君、笑い堪えきれてないよ
そんな彼を見て煉先輩はなんだか呆れたように肩を落とした
「ったく…一応これも先輩だからな」
「これって私ですか」
「お前以外誰がいる」
いや確かにいないけどこれってのも
何て考えていると不意に目の前に彼が立っていた
身長が高い分見上げる
てか近いですはい
そんな動揺も知る余地もなく彼は少し、屈んだ
私に目線を会わせるためだろう
紳士的だがイラッとするぞ
身長160ない私に対する嫌がらせか
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