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何を勝手に盛り上がってあるんだ私は 仁来君はきっとああいう感じで笑顔溢れる好青年なだけなんだ だから変に期待する意味もないじゃないか 馬鹿馬鹿しいなぁはっはっは!! そんな私を見て先輩は呆れきったように呟いた 「裕は熱しやすくて冷めやすくもあるな…」 そんなの自分でもよくわかっていた だからあえてそんな先輩の言葉をドスルーした 「さぁて、遅刻しないように急ぎましょうか」 先輩はため息混じりに「だな」と返し、歩くスピードを早めた
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