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そこには肌は少し浅黒で短髪
整った顔立ちで落ち着いたというよりふわふわした雰囲気の男子がたっていた
私達が立ち止まっていると先輩はスタスタと近付いてきた
そして首を軽くかしげて私を見た
「裕は今日は眠くなさそうだな」
「今日は自分で起きたんです」
思わず私は顔をしかめた
不機嫌になった理由は分からないけど
なんだかイラッとした
先輩は「そうか…」と何故か不思議そうに私を見たあと困ったような表情を浮かべた
「なんだかそのわりには不機嫌だな」
「やだなぁ先輩、裕が朝不機嫌じゃないときなんてないじゃないですかぁ!!」
真紀は近所のおばさん会議みたいな感じでてを動かしながら大袈裟に言った
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