第2章~出会い~

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気がついたら、朝だった。 あの夢のせいで。 寝た感じがしない。 朝ごはんも、食べる気がしない。 《ガラッ》 急に、ドアが開く。 あのチャラ男が病室に入ってきた。 「よ。」 何なの?その笑みは。 「あの。昨日から何なんですか!?」 そう言っても、表情ひとつ変えずに横のイスに座った。 「昨日、自己紹介するの忘れてたから。」 何言ってんの? この人。 何でこの人に自己紹介しなきゃいけないわけ?
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