第一章【新生活と言う波乱】

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仕方なくだからな!!? そう自分に言い聞かせ、美鈴姉を後ろからそっと抱きしめた。 「!?…裕君…?」 「…ごめん。あんなこと言って。本心で言ったわけじゃないんだ…」 「…………」 「だから…泣くな…」 「…ばかぁ…」 美鈴姉は俺の腕の中でクルッと180゚回転して抱き着いてきた。 少し焦って離れようとする俺に 「少しだけ…」 と媚びるように見て来た美鈴姉は俺の理性なんて簡単に破壊できるほどに可愛かった。 …もちろん美味しくいただいてなんかないからな!?
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