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「そろそろ許してやってあげてくれよ。俺のせいで怪我しちゃったんだ…」
申し訳なさそうに助け船を出してくれる秀哉。が、しかし
「いや、避けきれなかった宗介が悪い!!」
「俺のせいかよ!!」
「いや、俺のせいだよ。
宗介、向こうに医者呼んでるから診てもらってきてよ。」
「ありがとう。ホンットにありがとう…」
俺はすがり付くようにして秀哉に感謝した。
「俺のせいだから…ほんとごめんな、宗介。」
「いいさ。しょうがねえもん。」
俺は秀哉が呼んでくれていた医者に手首を診てもらった。骨折とまではいかないものの、包帯でグルグル巻きにされ、添え木までされた。
「極力動かさないように。」
「へ~い…」
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