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「プッ、フフフ。変なの。」
「…こっちの台詞だ。」
「何か夫婦みたいだね。
あ、ご飯作るから待ってて。」
「なっ…!!」
俺の脇をすり抜けて台所に向かう心咲。俺の気持ちなんて露知らず、楽しそうにエプロン(母用)を着けている。
心咲、エプロン似合うな…って違う!!ああ、緊張してしまう!!自重、自重…
心を落ち着かせてから、もう一度心咲の方を見る。練り生姜に…醤油、豚肉…今晩はショウガ焼きか…
「まあ、もう気にしてないみたいだし。これでいっか。」
そう言って俺は自分の部屋へ着替えに行った。
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