八章

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「さ、寝るか。」 「うん。」 風呂に入って、談笑しているともう12時になっていた。 「ふあ…」 心咲が小さな口を大きくあけて欠伸をする。 さ、寝よ寝よ。 「あ、待って!!」 心咲に呼び止められた。 「ん?」 「一緒に寝よって言ってたじゃん!!」 ああ…そうだよな… 「果たして成功したのか?」 「……したじゃん。」 「俺の腕こんな感じだけど。」 そう言って手を上げる。正直からかってるだけだが… 「…じゃあいい。おやすみ!!」 拗ねてしまった。
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