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「さ、寝るか。」
「うん。」
風呂に入って、談笑しているともう12時になっていた。
「ふあ…」
心咲が小さな口を大きくあけて欠伸をする。
さ、寝よ寝よ。
「あ、待って!!」
心咲に呼び止められた。
「ん?」
「一緒に寝よって言ってたじゃん!!」
ああ…そうだよな…
「果たして成功したのか?」
「……したじゃん。」
「俺の腕こんな感じだけど。」
そう言って手を上げる。正直からかってるだけだが…
「…じゃあいい。おやすみ!!」
拗ねてしまった。
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