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「ギュッとするのは俺なはずなんだが?」
「宗介~♪」
ダメだ…メロメロモードになっちゃってる…
「ほいほい、寝るぞ~」
「ニャ~♪」
ペットやないかい…
ズルズルと引き摺りながらベッドに向かう。
「ほら、離れろ。って
ありゃ?もう寝てる…」
心咲は俺の胸元に顔を埋めて寝ていた。
「…スゥ…スゥ…」
「今日は疲れたよな…」
ゆっくりとベッドに寝かせる。心咲の肩等辺まである黒髪が流れ落ちた。
「んっ、んん~」
何やら訳の分からないことを呟きながら眉間に皺を寄せる。思わず笑ってしまうほど面白い。
「おやすみ、心咲。」
そう言って俺も心咲の横で眠りに着いた。
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