甘いココア

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ある日の学校でのことだった お昼休みに亮平に呼び出された わくわくしてる反面、不安がひそかに私の感情を支配していた。 中庭------------ 中庭の花壇の傍に亮平がいた。 「亮平!」 亮平が私に気づいてこっちを向いた 亮平はなにを考えてたのかな・・・ この時の私は全然分からなかった 暫く沈黙が続いて、亮平が口を開いた 「暫く、距離をおこう」 シバラクキョリヲオコウ? シバラクキョリヲオコウ? シバラクキョリヲオコウ? なにそれ・・・ 私の頭は真っ白になった 距離ってなに? わけわかんない 「千尋?」 亮平の声で我にかえった でも、 「どうして?何で距離おこうって・・・」 返ってくる返事が怖くて涙が出そうになった でも、ぐっと堪えた
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