甘いココア

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ガラガラガラ 保健室のドアが開く音 ペタペタペタ 誰かが歩く足音 シャーーーッ カーテンが開く音 すべて私の耳にはいっていない 仰向けの状態で寝ていた私に誰かが近づく気配すら感じない 「見つけた。」 誰かの声で目が覚めた うっすら目を開けると 「やっほー!千尋見っけ♪」 さっきの人・・・ えと・・・ 「と、冬馬君・・・だっけ?」 私が名前を呼ぶと 「ピンポーン♪」 濁りのない輝きのある笑顔を私に見せてくれた
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