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ほんの数分歩くと一件の大きな家についた。
翔一郎「家についた訳だが……約束を覚えているか?」
紅蓮「僕は男ですってちゃんと言うんですよね?」
翔一郎「………ちゃんとやれよ。ふざけたら許さないからな…」
紅蓮「大丈夫ですよ」
そこまで必死に……
いったい何があるんでしょうか?
翔一郎「じゃ入るぞ」
翔一郎さんはドアノブを時計回りに回し玄関を開けた。
玄関を開けたすぐ先にはエレベーターがあった。
紅蓮「えっと……どうしてエレベーター?」
翔一郎「俺の願望が叶えた家だからな」
翔一郎さんの願望はお家にエレベーターですか。案外安っぽい。
翔一郎「失礼なこと考えたろ?」
紅蓮「な、なにも考えてないよ!?」
慌てて返答したせいか嘘だとすぐにバレてしまい頭を一回コツンとされた。
翔一郎「次からは注意しろよ」
紅蓮「は、はい」
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