武装中学生━━橘 和美

２０２６年７月２１日

いつだって……怯えていた。
あの『もの』の存在に。。『もの』……そう、それは私の妹。。。
……私の居場所を奪っていった存在。

こんな学院に、彼女が興味を示すはずがない。
そう思いながらも……もし、万が一。と言う不安。

彼女がここにいたら……私は、ＮＯ．１にはなれないだろう。
彼女には……何だって敵わなかった。

………。
ＮＯ．１じゃなきゃ、意味がない。。。

彼女の前では……私は無意味な存在になってしまうのだ。