武装中学生━━橘 和美

２０２６年７月２１日

「……だるい。」

７月に入って、一気に真夏が到来した。
何をするのも暑い。
だるい……。

ただひたすら………だるい。

…夏が嫌いなわけではない。むしろ好きな方だ。

だるい、だるいと呪文のように唱えながらも、このだるさに酔いしれてるのかもしれない。

夏は……あらゆる生き物の命が増強しているように感じる。

「暑さ」と言うものが、エネルギーの源になっているのだろう。

「しかし………だるい。」