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学校に向かう車内は
入学喜ぶ母の顔ではなく不安が顔にでている
私の選んだ高校に不安を感じているのだ
かなり頭の悪い私は
かろうじて出来た美術で第1希望の公立高校に推薦してもらったのに筆記で落ちてしまった。
それからめっきり美術が嫌になった私は
第2希望で合格していた私立のデザイン科の高校も行たくなくなり
土壇場で名前も聞いたこともなかった普通科の高校に二次試験を受けて合格し入学したのです
その高校は県内でも有名なバカ校
眉毛さえ校則に違反しないように剃ったことない真面目な私が
教育バカの母と父は
周りの悪影響を受けて
変わることを不安に思っている
「学校に着いたわよ」
車を降りて
母と一緒に校舎に入った
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