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中学校にはいり、部室を覗くと、クラスメートの友達二人と、二年の先輩が四人いた。三年の先輩は全員きていた。
俺はいつも通り隅っこに鞄をおくと、着替え始めた。
着替えが終わり、スパイクを履いていると、奴がきた。
「拓。さっき、俺のこと無視していっただろう。」
「いや、お前に合わせて歩いたら、最後走らなきゃいけなくなるからな。」
無難に答えて俺はグラウンドにでる。
奴とは、俺の幼なじみの小野 亮介だ。亮介は、小学生の時サッカーの全国大会でベスト8になった。俺も一緒になったけど、ほとんどの得点は、亮介が決めていた。本当に凄かった。でも、小学生の時のサッカーは面白くなかった。
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