第一章

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《かみさま》ってひとくくりに言ってしまえばそれまでだけど ほぼ無の存在なんだ。 この子には僕が見えないけれど ――僕にはこの子が見えている。 僕はこの子を見守り続ける。 ――助けることもできない ――声をかけることもできない ――ただ、見守ることしかできない そんな存在。 それが、[代償]
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