追憶編その①

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アリ「あ、それは私もそのつもりです。ですが流石に二人となると私一人では……」 エリ「む、どうしたアリア。何か困り事か?」 アーたんの声に反応して現れたのは、黄色い頭にけしからんおっぱいをお持ちの雷の貴族。 ちなみにアーたんの一人称はワタクシ、だったりする。 ワタシもワタクシも漢字で書いたら一緒なのよ。 アリ「エリシアですか。実は……そうだ。エリシア、手伝って頂けませんか?」 エリ「困っているなら手を貸すが……何の話なんだ?」 アリ「明日はテストがありますので、そのお勉強会です。そこで教鞭を執っていただきたいんです。」 笑顔で人差し指を立てるアーたん。 教鞭を執るってやけに仰々しい言い方だな……。 エリ「それは構わないが……私よりお前の方が頭が良いんじゃないのか?」
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