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《ええ…校長》
で誰が、今回は頑張ってくれたんだね。
《山田先生です。》
「山田君か? 教頭さっそく山田君の棒グラフの線を継ぎ足さねば行けないな~」
と二人はいいながら薄気味悪い笑みを浮かべた。
「教頭、その子の思考調査はすんでいるんだろうね?…この頃は虐め問題やら
学校側には、いろいろと不都合な問題が山積している、くれぐれも注意してくれたまえ」
《校長、その点は大丈夫なようです。》
紅さんといわれるんですが、その方は
山田先生の遠い親戚の方で、お父さまは
あの大手商社の○○商事の企画課長として働いておられる方です。
お母様は、あの有名女子大をご卒業後、
弁護士の道に進み、現在は女性が女性
に成るためにと言う。
著書を出されている作家さんです。
「あっ…もしかして紅あづささんか?」
《えっ。校長、紅さんの事ご存知なんですか?》
「ああしっているよ。今女性が女性である為に、何が必要かて本だろ」
《ええ、よくご存知で》
「あの本は実にいい、もと女性弁護士の立場で現代社会を見つ目、今、女性にかけている事を鋭い視点で解き明かす。」
《校長…よくそこまでご存知で……》
よめさんのうけうりでね。耳にタコが出来るくらい聞かされたよ。
で肝心のしげる君の方はどうかね?
《あっ…そうそうしげる君の方は、え~
と ちょっと待つて下さい。
今、資料をみますから…あ…ありました
今度父親のお仕事の都合で佐賀勤務になったそうで、明日息子さんの武君と
ご挨拶に夫婦そろってご挨拶に松梅分校に来られるそうです。
引っ越す事のなり、山田先生が、この松梅地区の住居を紹介したそうです。
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