4~青春その2~

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あの個室からいったん出て、今度は、パソコンが大量にある部屋に通された。 そこには、海里以外にも、【青春】を探している人達がいた。 海里は、そのうちの一つに座らされていた。 「え~。では、では、このパソコンでお探しいましょう。 このパソコンは、1万件以上を誇る当社のデータベースからお探しいたします」 と、言った後、レンは海里のプロフィールを情報を打ち込んでいた。 そして、パソコンにでたのが…… ====================================== 特定の条件に 該当する検索結果は 存在しません ====================================== と、出てきたのである。 「再検索!」 「無し!」 「再検索!」 「無し!」 「再検索!」 「無し!」 と、リンとレンは、言い合っていた。 レンが気の毒そうに海里を見て、「……大丈夫です。見つかりますよ……」励ましていた。
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