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リンは、【ただの】鏡を見せると、そこには……海里の中学校1年生から未来の映像までもが映っていた。
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中学校1年生:青春ってなにそれおいしいの?(無垢的な意味で)
中学校2年生:恋人作ると楽しいらしい
中学校3年生:青春っていつからカウント開始?
高校一年生:新天地!そろそろ青春したいな
高校二年生:もしかして僕……人と違う感じ?
高校三年生:青春がいつだか分からない
大学~社会人:青春ってなにそれおいしいの?(悟り的な意味で)
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その後、いつまでたっても、海里の【青春】が見つからなかった。
「う~ん……。仕方ないですね……これは、奥の手なんですが・・・・・・」
そういって、レンは、出入り口のドアに似た扉に案内して言った。
「海里様。これでお別れです。ここから先は、海里様おひとりでお行きください。わたくしたちは、手出しができないので……」
「……はい。分かりました。」
「ただ。これだけh「ねぇ、こんなんじゃないって、 勝手に勘違いして、自分を変えられないと思ったら、はい、そうなんですかって勝手に解釈して、いつまで逃げてるの!もっと、自分と向き合いなさい!! 」
と、レンが話そうとしたら、リンがいきなり切れたが、また、冷静になった。
「……まぁ、一言言うとしたら
一歩踏み出せばいい。
それだけのことよ。
ちなみに、この扉の先には、きっと、必ずあなたの幸せが見つかるはずです。「頑張ってください。』
『私たちは、応援していますので、海里様、ご利用ありがとうございました。』
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