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「ガチャ」。
金庫のカギが開いた。
「準備は、いいな」。皆は、 頷いた。全員硬いつばをのどの押し込めた。
「・・ギィィ ・・ 」
扉が開き中をぱん吉の懐中電灯で照らした。
ぱん吉は手が震えていた。
その揺れが懐中電灯にも伝わってきている。
その所為か照らされている所のが左右に揺れている。
奥まで見えないそのせいで、一層恐怖が背中に纏わりつく
部屋は、窓が閉め切ってあるので、室温は高く肌で感じられた。
「ぉ、おいぱん吉早くしろよ。」
「ぇ、わ、わかってるよ」
後ろで誰かが急かした。ぱん吉は、その金庫の中に何か得体のしれないものがいるのではないかという恐怖でいっぱいだった。
そのため、誰に声を掛けられたのか、分からなかったが
ここまで、来て逃げ出すわけにもいかず進むしか選択はなかった。
「い、行くよ」
ぱん吉は、金庫の中に入った。
「どうだ、ぱん吉 中に何かあ・・・」
懐中電灯の光を強にして辺りを照らした。
「うわぁあああああああああああ」全員がその場から一斉に全力で逃げ出したぁ・・・・・本物か・・うそだろ。骸骨が 白骨死体かぁ テレビやってる 」すると、ふぁっと風が俺達を横切ったんだ。
その白骨死体はまるで、子供達を両手で抱いて 守っている感じだった。 その後、平田(へいた)に頼んで 、警察を呼んでもらった、駐在所の オっチャン は腰を抜かして 、 ・・ こりゃ大変だぁ」 大急ぎで応援を呼んで沢山の警官たちが館に入ってきたんだ。後は、ぱん吉 説明してくれ。
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