まぁ待て、まだ学校は始まったばかりだ

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「空くん、まってーー!!」 (!?) 「待ってよ~」 振り向くと風見が走って向かってきた。 「空くんって昔この辺によく来てたよね?」 「あ、はい、それがどうかしましたか?」 「私のこと覚えてないの?たまにだけど小さい頃遊んでたのに~」 たしかに小さい頃はこの辺によく連れてきてもらいよく遊んだが、風見なんていたか? 風見……風見、桜……さくら………… 「さくら、っておうか!?」 「なんで一目でわからないのかな?あだ名は思い出したのに……」 桜は冷ややかな笑みを浮かべて拳を握りしめた……
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